介護保険って何?

 介護保険制度は、介護を必要とされる本人や家族の負担を社会全体で支えあうためにつくられた制度です。
市町村が主体となり、40歳以上の人が加入します。加入者は、市町村に保険料を納め、介護認定を受けてから介護サービスを利用する制度です。

申請からサービス利用まで

 介護サービスが必要になったら、まず、[せせらぎ]へご相談ください。
介護保険を利用するためには、ご利用者がお住まいの市町村から「要介護認定」を受ける必要があります。

  1. 市町村に「要介護認定」の申請書を提出します。
  2. 要介護認定
    市町村の調査員がご利用者の心身の状態などを聞き取り調査をします。
    主治医の意見書をもとに、介護認定審査会で介護がどのくらい必要か判定が行われ、ご本人に通知されます。
  3. 介護認定の通知
    「要支援1・要支援2」または「要介護1〜5」と通知された方は介護保険のサービスが利用できます。
    状態区分 身体の状態例(目安)
    要支援1 日常生活の一部に介護が必要だが、介護サービスを適用すれば心身の機能の維持・改善が見込める。
    要支援2
    要介護1 立ち上がりや歩行が不安定。排泄や入浴などに部分的介助が必要。
    要介護2 立ち上がりや歩行などが自力では困難。排泄・入浴などに一部または全介助が必要
    要介護3 立ち上がりや歩行などが自力ではできない。
    排泄・入浴・衣服の着脱など全面的な介助が必要。
    要介護4 日常生活能力の低下がみられ、排泄・入浴・衣服の着脱など全般に全面的な介助が必要。
    要介護5 日常生活全般について全面的な介助が必要。
    意志の伝達も困難。

介護サービスの利用手続き

  1. [せせらぎ]とサービス利用の契約をしていただきます。
  2. [せせらぎ]の介護支援専門員(ケアマネージャー)がご本人、ご家族のご要望を伺いながら、介護サービス計画(ケアプラン)を作成します。

サービスの利用

サービスを利用した場合、ご利用者は料金の1割をお支払いいただきます。
居宅介護支援、訪問介護、通所介護のサービスが受けられます。(介護認定の要介護度によって異なります)
サービス内容は途中でも変更できます。サービスを利用してみてのお困りやご質問等、ケアマネージャーにご相談ください。